第60回ダイアローグの会
第59回:近代日本の児童観からみた現代の子ども支援ーこども家庭審議会の議論を踏まえてー
発題者:井出 大輝 東京保育専門学校専任教員
〈プロフィール〉
東京都練馬区在住。専門は、教育の歴史社会学。実践女子大学人間社会学部非常勤講師を兼任。主な業績として、「教授活動を妨げる逸脱者としての『劣等児』の成立ー明治後期小学校の成績不振児をめぐる議論の検討を通してー」『教育社会学研究』第113集(2023)など。
〈概要〉
明治以降、日本において児童は、「健全な発達ができるよう保護されるべき」存在、「本人や社会のために教育を保障されるべき」存在とみなされ、学校や家庭、児童福祉、少年司法、保健医療などの制度によって「包み込まれて」きました。しかし近代学校制度が生まれてから150年経った今でも、教育や保護の制度から「漏れる」子どもが現れ、中には困難を抱えているにもかかわらず、支援が得られない子どもがいます。そこで私からは、そもそも子どもが「制度から漏れる」とはどういう事態なのかを歴史的な観点から提示させて頂きたく思います。また、こども家庭審議会の取り組みは、そうした子どもの声を聞き、行政に活かしていく可能性をもつものですが、そもそも「子どもの声を聞く」ことにはどういった歴史社会的意味があるのかを、上記検討を踏まえつつ皆さんと議論することができれば幸いです。
期日 2024(令和6)年7月13日(土)
時間 14:00~16:00(13:45~受付開始)
場所 板橋地域センター3階和室
板橋区板橋3-14-15
最寄り駅
都営三田線 「板橋区役所前」A1出口から5分
東武東上線 「板橋駅」下車10分 JR埼京線 「板橋」下車20分
参加費 1,000 円(NPO会員 500円)
定員 20名(定員/申し込み制)
