第11回 ダイアローグの会:社会的養護を経験した者の自己実現

社会的養護を経験した者の自己実現

児童養護施設等を退所した25名の語りから

まず生活保護受給率や退所後と調査時の職業調査などから「措置解除後の厳しい生活の実態が明らかにされ、いわゆるデプリベーション(生存権剥奪?)状況」にあることを実証した。
また相談支援機関を利用した事がないが8%強いること、支援者と当事者間の視点の差異が指摘された。量的把握で注目するべきは精神科通院・入院、逮捕・補導歴、少年院・刑務所経験者、死亡者の中には自殺者の存在が報告された。質的調査では「葛藤」「契機」「変化」「成長」など4つのカテゴリー分析を試み「自己・他者・社会」との「葛藤」を通して「自己実現」への「成長」に至ることが実証された。結論として「自己実現」を支えるには①機会の保障(教育・交流・出会い)②自己と向き合う先の成長が重要であること。支援することが目的ではなく、当事者自身が「自己を取り戻す=自己実現」が重要である。

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